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リタイヤからのロードバイク
団塊世代の定年退職者。山登りは20歳から続いているが膝に負担を感じて、4年前からロードバイクに乗り始める。
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台風明け近場練習
8月後半は台風が多く天気が悪くて、予定していた日に自転車の実走行練習が満足にできなかった。
10号台風が去った今日、午後から仕事なので南尾根幹線道~町田上小山田の往復を走ってきた。
快晴の天気だが、湿度が低くてそんなに暑さを感じることなく、日陰を通ると涼しいくらいだ。
尾根幹線道は久し振りに晴れたためか、バイクが多かった。
帰りに是政橋から多摩川を眺めると、何時もよりやはり水量が多く台風の雨の影響が感じられた。
帰宅して昼のニュースで東北と北海道で台風の被害が酷かったことを知る。
3.11の被害地宮城、岩手。今月3つの台風被害にあった北海道、なぜ重なるのか。

多摩川 
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南アルプス、甲斐駒ケ岳 登山
8月15~16日にかけて山小屋利用の甲斐駒ケ岳に登ってきた。
いつもの山友達と2人。
甲斐駒はまだ登っていない山でもあり、「山の団十郎」と云う作家も居るくらい姿が良い山だ。

マイカー利用で早朝出発すれば、日帰りも可能だけれど我々シニア世代ではそんな無理もする気にはならない。
中央線特急あづさで10時前に茅野駅に着く。
10:15発仙流荘行きのJRバスに乗り、仙流荘から登山口の北沢峠には、小型の南アルプス林道バスに乗って13時頃の早い到着。
峠は、甲斐駒と仙丈ヶ岳の登山口なので登山者が昼過ぎにしては結構多かった。

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今日は、少し登った先の仙水小屋に1泊する。
北沢峠に居てもする事がないのでゆっくり登ったが14時には小屋に着いてしまった。
宿帳を記入して食事と消灯の時間を聞いて少々驚く。
夕食16時30分は当然としても、消灯19時頃、翌朝起床3時、朝食3時30分全員一律でというのは、多少驚いた。
暗闇での歩行は考えていなかったが、昨日仙水小屋の情報をネットで調べていたので、もしかするとと予想はしていたものの。
友人にもヘッドライトは忘れないよう、念を押しておいてよかった。

夕食は、雨は上がっていたので外のテーブルで14~15人で食べる。(11時頃から昼過ぎにかけて雨が降った)
結構こだわりの料理で、刺身(ナガス鯨の刺身には驚き)や揚げ物、煮物、焼き魚、サラダ等の料理と小屋主の産地などの説明付き。

食べる前に写すのを忘れて、少々欠品している。
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食後は、電波も入らないのでスマホも使えず寝るしかないので消灯19時も当然と思えて、結局早々に寝てしまった。

翌日、やはり3時に電灯が点いて3時20分には「食事ができました」と声がかかり全員で食事をとった。
その際小屋の主人から今日の天気予報の説明があり、霧がかかって前日と同じように雨も予想される不安定な天気だろうと言われる。
4時前に小屋を出て真っ暗な登山道を進むと、雨は降っていないがガスがかかってキャップライトの光が乳白になる。
20~30分歩いた頃、先に小屋を出た2人組が立ち止まってなにやら話している、どうも道がよく分からずここが仙水峠だろうと言う。
しかし、距離的に短いし地形が峠になっていないので、もっと先のはずですと言って、左側をライトで照らすと登山道があるので、先に我々は進んだ。

先行2人組みは、道標があるので仙水峠と勘違いした様子
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10分くらい歩いて本当の仙水峠に到着。 時間は4:40まだ真っ暗
遭難した学生さんの慰霊碑があるので間違いない。

慰霊石碑の上に右から仙水峠の文字 
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仙水峠から駒津峰まではきつい登りが続く、5時近くに空は明るくなってきたが、ガスがかかって眺望はゼロ。

ガスがなければ眺望が良いはずの登山道 山友達が登る
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明るくなって岩だらけの道は歩きやすくはなったが、傾斜はきつさを増す。
6:10頃駒津峰に到着したが、ガスは晴れずここからの素晴らしい筈の眺望はまったくなかった。
雨が降り出さなかっただけでも感謝の気持ちになる。
遅れている友人を待つていると、はや頂上から下りて来た単独行の登山者に頂上の様子を聞く。
やはりここと同じでガスで何も見えなかったとのこと。
昨日仙丈ケ岳に登った際は朝から晴れて眺望がよかったと話していた。

駒津峰からの眺望もゼロだった
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友人の体調が余り良くないらしく大分遅れて駒津峰に登ってきた。
昨夜あまり眠れなかったらしい。

駒津峰からは甲斐駒ケ岳頂上までコースガイドで1時間半、2km強か?
7時前になってガスが少し晴れてくる。頂上がハッキリ見える。

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晴れてくるのは諦めていたので、どうせまた観えなくなるだろうと半分諦めている。
7:15頃になると何と青空が広がってきて、鳳凰三山や来ただけが雲海から頂上を出し始めたではないか。

右の北岳も頂を表しはじめる
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台風7号も近づいている事から、晴れることは期待していなかった、雨だけは降らないでと願っていただけだった。
それだけ頂上からの展望が楽しみになってきた。
六万石を過ぎると頂上への分岐。
右が巻き道、左は直登ルート。
友人は直登でなく巻き道を希望していたが折角だからと直登ルートを勧めた。
後続の3人のパーティーは巻き道を登って行く。

赤いペンキで右と左に矢印が書いてあり左が直登
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自分が先に岩に取り付く、大きな岩がありホールドとスタンスになる凹凸が少ない。
鎖は一箇所もついていなかった。
20m程登ると、後ろの友人がこりゃ駄目だ巻き道で行こうと言い出す。
結局自分はこのまま直登ルートを、友人は巻き道を登る事になった。
暫らくよじ登ってゆくと次第に上りやすい岩になり、その先はザレ道と岩場が交ざった道になり登りやすくなって来る。

朝日の横に甲斐駒頂上が観えるが、まだ距離がある。
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後ろを振り向くと雲海上の北岳と仙丈ヶ岳がハッキリとした姿が現れていた。

北岳
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仙丈ヶ岳
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まだ、7時過ぎ。 この時間は登山者も少なく直登ルートにいるのは自分だけ。
さらに登って頂上手前から再び眺望を望むと鳳凰三山の上に富士山も観える。
この眺望を眺めたくてこの山に来たんだ。

左に鳳凰三山の上にそびえる富士山、右に富士山に次ぐ高峰北岳
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7時50分甲斐駒頂上到着。
1組3人のパーティが居ただけの頂上。
360度の眺望。 こんなに天気が回復するとは本当に幸運だった。
八ヶ岳も時折顔を出してくれてハッキリと観えて、北アルプスの山並みも眺める事ができる。

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賽銭を置き下山の安全をお願いした
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巻き道を登って来る友人を30分ほど待ちバーナーを出して早い昼食を摂った。

仙丈ヶ岳をバックに
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時間に余裕があったので頂上に1時間半余りも居たが、そのお陰か雷鳥を見る事ができた。
這い松の中から2羽ほど現れて何やらついばんでいた。

距離があったので古いスマホではハッキリ雷鳥を捕らえられない
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下山する時間になり巻き道を下りだしたが、友人の調子が思わしくないのですぐ傍の摩利支天も寄らず真っすぐ下山。
振り返って甲斐駒頂上を眺めながら、滑りやすいザレ道を下った。

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下りは駒津峰から双児山経由北沢峠に下る。
友人の足取りが重く、分岐箇所でその都度30分前後来るのを待った。
友達我意がないようにも思ったが、一緒に歩くとお互い変に気を使いストレスを感じてしまうので、暫らく前からそうしている。

大分下っての甲斐駒の眺め
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双児山に着いて友人の到着を待つ
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双児山から2人で樹林帯の道を下り北沢峠まで下った。
その後は林道バスで仙水荘に着き、温泉で汗を流して帰宅した。

今回は予想外の天候回復で素晴らしい頂上からの眺望をプレゼントしたいただいた。
自転車も楽しいが、山はやはりやめられない。
これからも山と自転車と両方楽しんでゆきたい。
温泉旅行も自転車を積んで。
妻と2人での一泊温泉旅行に那須塩原に車で出かけた。
泊まった翌朝の食事を美味しく食べるためにも車での旅行には自転車を積み込んで行く。
今回もロードバイクを積み込んでいった。
渋滞も少なく予約したホテルに16時頃到着。

ホテルや旅館では、どうしても食事量も増えてアルコールも多く飲んでしまう。
そのため翌朝の朝食時は腹をすかして食べるという感じではないことが多い。

翌朝5時前に起床してバイク用のウエアーに着替え、5時過ぎ車から自転車を出して走り出す。
早朝は地元の車が時折走っている程度でガラガラの道を走ることができる。
ホテルの周囲1時間ほどなので25~27kmくらいしか走らないが、アップダウンのある道を探しながら走る。

ガラガラの道に朝日が差し始めるなか走るのは快適
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塩原温泉はつり橋がやたら多い
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ホテル近くの橋から
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ホテルに6時半頃帰ってすぐ温泉に入り、うっすらと掻いた汗を流す。
その後に食べる朝食は実に美味しかった。
運動をしたので、適当に空腹感が出るのでうまいんだ。

その後は、自転車に乗らない妻のオーダー通りの観光めぐりをして帰宅。

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